太陽誘電 2013年3月期 売上高5.0%増 最終黒字20億円

太陽誘電（6976・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業損益、最終損益が黒字を回復した。1株当たり純利益（EPS）は17円01銭だった。2014年3月期は増収増益を計画。売上高14.0%増、純利益549.9%増、1株当たり純利益（EPS）110円52銭を見込んでいる。

太陽誘電は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益、経常損益、最終損益がそろって損失を解消し、黒字を回復した。本業のもうけを示す営業損益は49億9300万円の黒字となった。その前の期は80億1000万円の赤字だった。売上高営業利益率は2.6%。経常損益は72億6000万円の黒字、最終損益は20億円の黒字、EPSは17円01銭だった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は14.0%増の2200億円を計画。営業利益は300.5%増の200億円を予想。経常利益は161.7%増の190億円、純利益は549.9%増の130億円、EPSは110円52銭を見込んでいる。