三愛石油 2013年3月期 売上高5.0%減 純利益45.3%減

三愛石油（8097・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.0%、純利益が45.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は35円70銭だった。

2014年3月期は純利益が36.5%増、1株当たり純利益（EPS）48円84銭を見込んでいる。

三愛石油は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%減の8824億円となり、前の期より464億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は21.2%減の76億8200万円。営業利益率は前の期より0.2ポイント低下し0.9%となった。経常利益は19.0%減の84億3000万円、純利益は45.3%減の26億3700万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.2%と、前の期の8.2%より4ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が3.1%増の9100億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比18.0％減の63億円を計画。経常利益は同17.0％減の70億円、純利益は同36.5％増の36億円、EPSは48円84銭を見込んでいる。