ニチイ学館 2013年3月期 売上高3.8%増 純利益25.7%減

ニチイ学館（9792・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.8%増加したが、純利益は25.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は62円95銭だった。

2014年3月期は純利益が2.7%増、1株当たり純利益（EPS）64円39銭を見込んでいる。

ニチイ学館は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.8%増の2671億円となり、前の期より98億5100万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は25.1%減の87億4100万円だった。営業利益率は前の期より1.2ポイント低下し3.3%となった。経常利益は34.3%減の83億2600万円、純利益は25.7%減の43億8300万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.4%となり、前の期の10.8%より3.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が3.9%増の2776億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比3.0％増の90億円を計画。経常利益は同3.9％減の80億円、純利益は同2.7％増の45億円、EPSは64円39銭を見込んでいる。