ホーチキ 2013年3月期 売上高1.1%減 純利益63.4%増

ホーチキ（6745・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.1%の減収となったが、営業利益は5.7%、純利益は63.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は34円65銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.6%増、純利益9.2%増、1株当たり純利益（EPS）37円85銭を見込んでいる。

ホーチキは5月14日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.1%減の617億円となり、前の期より7億300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は5.7%増の19億1500万円と増益を確保。営業利益率は3.1%となり、前の期の2.9%から0.2ポイント上昇した。経常利益は7.6%増の19億2100万円、純利益は63.4%増の10億700万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.1%と、前の期の3.3%より1.8ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.6%増の640億円を計画。営業利益は20.1%増の23億円を予想。経常利益は17.1%増の22億5000万円、純利益は9.2%増の11億円、EPSは37円85銭を見込んでいる。