住友不動産 2013年3月期 営業収益7.0%増 純利益12.4%増

住友不動産（8830・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

住友不動産は5月14日午後2時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は7.0%増の7366億円となり、前の期より479億円増加。本業のもうけを示す営業利益は2.6%増の1513億円だった。営業利益率は前の期の21.4%より0.9ポイント低い20.5%だった。経常利益は6.5%増の1149億円、純利益は12.4%増の598億円だった。自己資本利益率（ROE）は10.1%と、前の期の9.9%より0.2ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は126円18銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。営業収益が3.2%増の7600億円、営業利益は5.7%増の1600億円を見込む。EPSは143円42銭を予想している。