日本ヒューム 2013年3月期 売上高10.4%増 純利益157.7%増

日本ヒューム（5262・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が10.4%、純利益が157.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.6%増となる一方、純利益は14.7%減を予想している。

日本ヒュームは5月14日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.4%増の306億円となり、前の期より28億9300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は82.3%増の21億5400万円だった。営業利益率は前の期の4.3%より2.7ポイント高い7.0%だった。経常利益は123.8%増の27億6800万円、純利益は157.7%増の18億7600万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%となり、前の期の3.4%より4.8ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は70円81銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.6%増の314億円と、7億8300万円の増収を見込む一方、営業利益は16.5%減の18億円、経常利益は13.3%減の24億円の減益となる見通し。EPSは60円39銭を予想している。