大同メタル 2013年3月期 売上高0.8%増 純利益19.3%減

大同メタル工業（7245・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.8%増加したが、純利益は19.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は110円10銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高0.2%増、純利益43.0%減、1株当たり純利益（EPS）は62円77銭を計画している。

大同メタルは5月14日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.8%増の708億円となり、前の期より5億5900万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は34.0%減の62億8600万円だった。営業利益率は8.9%となり、前の期の13.5%から4.6ポイント低下した。経常利益は22.5%減の69億3500万円、純利益は19.3%減の43億8500万円だった。自己資本利益率（ROE）は14.2%と、前の期の20.7%より6.5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.2%増の710億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は26.8%減の46億円、経常利益は35.1%減の45億円、純利益は43.0%減の25億円と減益を予想。EPSは62円77銭を見込んでいる。