戸田建設 2013年3月期 売上高1.6%増 最終赤字652億円

戸田建設（1860・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は652億円の赤字となり、前の期の198億円の赤字より損失が454億円拡大した。2014年3月期は最終黒字が76億円、1株当たり純利益（EPS）24円42銭を見込んでいる。

戸田建設は5月14日午前11時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比1.6％増の4970億円、営業損益は469億円の赤字（前期79億9400万円の赤字）、経常損益は455億円の赤字（同66億9000万円の赤字）だった。最終損益は652億円の赤字（同198億円の赤字）。

最終損失の計上により純資産は前の期より434億円減少、1280億円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が10.7%減の4440億円となる見通しを明らかにした。営業損益は33億円の黒字を計画。経常損益は46億円の黒字、最終損益は76億円の黒字、EPSは24円42銭を見込んでいる。