前田道路 2013年3月期 売上高4.0%増 純利益32.7%増

前田道路（1883・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

前田道路は5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.0%増の2132億円となり、前の期より82億7300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は14.6%増の166億円だった。営業利益率は前の期より0.7ポイント上昇し7.8%となった。経常利益は16.4%増の178億円、純利益は32.7%増の100億円だった。自己資本利益率（ROE）は7.4%と、前の期の5.9%より1.5ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は116円71銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が3.2%増の2200億円、営業利益は5.0%増の175億円を見込む。EPSは121円73銭を予想している。