天龍木材 2013年3月期 売上高7.2%増 純利益62.2%減

天龍木材（7904・名証2部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ7.2%増加したが、純利益は62.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は5円24銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.8%増、純利益117.4%増、1株当たり純利益（EPS）11円22銭を見込んでいる。

天龍木材は5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.2%増の171億円となり、前の期より11億5600万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.8%減の2億9800万円だった。営業利益率は1.7%となり、前の期の2.0%から0.3ポイント低下した。経常利益は21.2%減の6900万円、純利益は62.2%減の4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.7%と、前の期の27.7%より19ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.8%増の188億円を計画。営業利益は32.9%増の3億9600万円を予想。経常利益は98.6%増の1億3700万円、純利益は117.4%増の1億円、EPSは11円22銭を見込んでいる。