常磐開発 2013年3月期 売上高5.7%減 純利益6.8%増

常磐開発（1782・ジャスダック）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は5.7%の減収となったが、営業利益は17.9%、純利益は6.8%増加した。1株当たり純利益（EPS）は58円20銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高9.4%増、純利益23.4%減、1株当たり純利益（EPS）は44円59銭を計画している。

常磐開発は5月15日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.7%減の146億円となり、前の期より8億9100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.9%増の8億6800万円と増益を確保。営業利益率は前の期の4.7%より1.2ポイント高い5.9%だった。経常利益は22.4%増の8億5100万円、純利益は6.8%増の4億5600万円だった。自己資本利益率（ROE）は16.9%と、前の期の22.3%より5.4ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は9.4%増の160億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は30.9%減の6億円、経常利益は29.5%減の6億円、純利益は23.4%減の3億5000万円と減益を予想。EPSは44円59銭を見込んでいる。