ニッキ 2013年3月期 売上高4.4%減 純利益27.1%減

ニッキ（6042・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.4%、純利益が27.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は96円98銭だった。

2014年3月期は純利益が23.0%減、1株当たり純利益（EPS）74円67銭を見込んでいる。

ニッキは5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.4%減の85億8400万円となり、前の期より3億9700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は23.6%減の6億5800万円。営業利益率は前の期より1.9ポイント低下し7.7%となった。経常利益は9.3%減の7億4900万円、純利益は27.1%減の9億900万円だった。自己資本利益率（ROE）は23.3%となり、前の期の46.8%より23.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が8.3%増の93億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比9.3％増の7億2000万円を計画。経常利益は同5.3％減の7億1000万円、純利益は同23.0％減の7億円、EPSは74円67銭を見込んでいる。