GSIクレオス 2013年3月期 売上高7.4%増 純利益18.7%減

GSIクレオス（8101・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ7.4%増加したが、純利益は18.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は14円24銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.3%増、純利益9.1%増、1株当たり純利益（EPS）15円56銭を見込んでいる。

GSIクレオスは5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.4%増の1306億円となり、前の期より89億5800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は25.1%減の14億5800万円だった。営業利益率は前の期の1.6%より0.5ポイント低い1.1%だった。経常利益は22.9%減の12億9000万円、純利益は18.7%減の9億1600万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.4%となり、前の期の10%より2.6ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.3%増の1350億円を計画。営業利益は9.7%増の16億円を予想。経常利益は8.5%増の14億円、純利益は9.1%増の10億円、EPSは15円56銭を見込んでいる。