明和産業 2013年3月期 売上高17.0%減 純利益27.1%減

明和産業（8103・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より17.0%、純利益が27.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は40円30銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高6.8%増、純利益2.0%減、1株当たり純利益（EPS）は39円51銭を計画している。

明和産業は5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は17.0%減の1311億円となり、前の期より269億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は34.8%減の21億1800万円。営業利益率は前の期の2.1%より0.5ポイント低い1.6%だった。経常利益は26.0%減の28億5700万円、純利益は27.1%減の16億8200万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.4%と、前の期の14.5%より5.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.8%増の1400億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は2.0%減の20億7500万円、経常利益は7.2%減の26億5000万円、純利益は2.0%減の16億5000万円と減益を予想。EPSは39円51銭を見込んでいる。