日東工業 2013年3月期 売上高29.5%増 純利益127.3%増

日東工業（6651・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日東工業は5月15日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は29.5%増の772億円となり、前の期より175億円増加。本業のもうけを示す営業利益は92.0%増の83億9500万円だった。営業利益率は10.9%となり、前の期の7.3%から3.6ポイント上昇した。経常利益は99.2%増の89億3100万円、純利益は127.3%増の51億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.4%となり、前の期の3.9%より4.5ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は129円17銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が23.0%増の950億円、営業利益は19.1%増の100億円を見込む。EPSは145円03銭を予想している。