神栄 2013年3月期 売上高0.6%増 最終赤字7億6000万円

神栄（3004・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は7億6000万円の赤字となり、前の期の1億1400万円の赤字より損失が6億4600万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が1億2000万円、1株当たり純利益（EPS）3円18銭を見込んでいる。

神栄は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比0.6％増の467億円、営業損益は2億6300万円の赤字（前期4億8300万円の黒字）、経常損益は4億9200万円の赤字（同3億円の黒字）だった。最終損益は7億6000万円の赤字（同1億1400万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から4億9000万円減少し、29億4600万円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.5%減の465億円となる見通しを明らかにした。営業損益は4億円の黒字を計画。経常損益は2億円の黒字、最終損益は1億2000万円の黒字、EPSは3円18銭を見込んでいる。