ラサ工業 2013年3月期 売上高7.5%減 純利益69.5%減

ラサ工業（4022・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.5%、純利益が69.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は5円33銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高10.9%増、純利益18.3%増、1株当たり純利益（EPS）6円31銭を見込んでいる。

ラサ工業は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.5%減の193億円となり、前の期より15億8100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は52.2%減の7億4200万円。営業利益率は3.8%となり、前の期の7.4%から3.6ポイント低下した。経常利益は67.1%減の3億9000万円、純利益は69.5%減の4億2200万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%となり、前の期の22.5%より16.6ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は10.9%増の215億円を計画。営業利益は41.5%増の10億5000万円を予想。経常利益は53.5%増の6億円、純利益は18.3%増の5億円、EPSは6円31銭を見込んでいる。