昭文社 2013年3月期 売上高6.1%減 純利益55.6%減

昭文社（9475・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.1%、純利益が55.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は21円52銭だった。

2014年3月期は純利益が13.4%減、1株当たり純利益（EPS）18円64銭を見込んでいる。

昭文社は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.1%減の146億円となり、前の期より9億4800万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は76.2%減の2億7200万円。営業利益率は前の期より5.4ポイント低下し1.9%となった。経常利益は69.7%減の3億3400万円、純利益は55.6%減の3億5700万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.3%となり、前の期の2.9%より1.6ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.0%減の143億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比69.0％増の4億6000万円を計画。経常利益は同49.4％増の5億円、純利益は同13.4％減の3億1000万円、EPSは18円64銭を見込んでいる。