滝澤鉄工所 2013年3月期 売上高0.2%増 純利益9.4%減

滝澤鉄工所（6121・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.2%増加したが、純利益は9.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は12円89銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高0.3%増、純利益5.2%増、1株当たり純利益（EPS）13円56銭を見込んでいる。

滝澤鉄工所は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.2%増の210億円となり、前の期より4100万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.2%減の15億4900万円だった。営業利益率は前の期の7.7%より0.3ポイント低い7.4%だった。経常利益は8.2%減の15億300万円、純利益は9.4%減の8億4500万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.7%と、前の期の9.2%より1.5ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は0.3%増の211億円を計画。営業利益は13.6%増の17億6000万円を予想。経常利益は16.4%増の17億5000万円、純利益は5.2%増の8億9000万円、EPSは13円56銭を見込んでいる。