三共生興 2013年3月期 売上高4.4%減 純利益53.7%減

三共生興（8018・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.4%、純利益が53.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は18円50銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.0%増、純利益162.7%増、1株当たり純利益（EPS）48円60銭を見込んでいる。

三共生興は5月15日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.4%減の368億円となり、前の期より17億100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は39.1%減の17億8000万円。営業利益率は前の期の7.6%より2.8ポイント低い4.8%だった。経常利益は37.6%減の19億5100万円、純利益は53.7%減の8億3700万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.5%となり、前の期の8.5%より5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.0%増の398億円を計画。営業利益は62.9%増の29億円を予想。経常利益は58.8%増の31億円、純利益は162.7%増の22億円、EPSは48円60銭を見込んでいる。