オートウェーブ 2013年3月期 売上高3.6%減 純利益475.5%増

オートウェーブ（2666・ジャスダック）が5月17日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.6%の減収となったが、営業利益は91.2%、純利益は475.5%増加した。1株当たり純利益（EPS）は37円68銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高7.8%減、純利益は56.6%減、1株当たり純利益（EPS）は16円49銭を見込んでいる。

オートウェーブは5月17日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.6%減の111億円となり、前の期より4億2200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は91.2%増の2億6400万円と増益を確保。営業利益率は2.4%となり、前の期の1.2%から1.2ポイント上昇した。経常利益は76.2%増の3億2500万円、純利益は475.5%増の5億4400万円だった。自己資本利益率（ROE）は25.6%と、前の期の5.3%より20.3ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が7.8%減の103億円となり、8億6900万円の減収となる見通し。営業利益は20.8%減の2億900万円、経常利益は24.9%減の2億4400万円、純利益は56.6%減の2億3800万円を予想。EPSは16円49銭を見込んでいる。