アズジェント 2013年3月期 売上高11.8%減 純利益20.4%増

アズジェント（4288・ジャスダック）が5月17日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は11.8%の減収となったが、営業利益は6.6%、純利益は20.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は3434円39銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高0.1%増、純利益86.6%減、1株当たり純利益（EPS）は461円30銭を計画している。

アズジェントは5月17日午後4時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は11.8%減の35億3700万円となり、前の期より4億7100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は6.6%増の2億2600万円と増益を確保。営業利益率は前の期より1.1ポイント上昇し6.4%となった。経常利益は6.8%増の2億3300万円、純利益は20.4%増の1億3400万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.9%となり、前の期の6%より0.9ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.1%増の35億4000万円と増収を確保する計画。半面、営業利益は86.8%減の3000万円、経常利益は87.2%減の3000万円、純利益は86.6%減の1800万円と減益を予想。EPSは461円30銭を見込んでいる。