東京コスモス電機 2013年3月期 売上高6.1%減 純利益470.9%増

東京コスモス電機（6772・東証2部）が5月17日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は6.1%の減収となったが、営業利益は19.0%、純利益は470.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は21円29銭だった。

2014年3月期は純利益が1.2%減、1株当たり純利益（EPS）21円02銭を見込んでいる。

東京コスモス電機は5月17日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.1%減の71億2200万円となり、前の期より4億6500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は19.0%増の4億8800万円と増益を確保。営業利益率は6.9%となり、前の期の5.4%から1.5ポイント上昇した。経常利益は29.0%増の4億9800万円、純利益は470.9%増の3億3400万円だった。自己資本利益率（ROE）は10%となり、前の期の1.9%より8.1ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が19.3%増の85億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比22.8％増の6億円を計画。経常利益は同20.4％増の6億円、純利益は同1.2％減の3億3000万円、EPSは21円02銭を見込んでいる。