中央ビルト 2013年3月期 売上高10.0%減 純利益213.1%増

中央ビルト工業（1971・東証2部）が5月20日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は10.0%の減収となったが、営業利益は39.5%、純利益は213.1%増加した。1株当たり純利益（EPS）は15円72銭だった。

2014年3月期は純利益が21.5%減、1株当たり純利益（EPS）12円34銭を見込んでいる。

中央ビルトは5月20日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は10.0%減の73億900万円となり、前の期より8億1100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は39.5%増の4億3900万円と増益を確保。営業利益率は前の期より2.1ポイント上昇し6.0%となった。経常利益は81.8%増の4億300万円、純利益は213.1%増の3億2200万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.4%となり、前の期の4.5%より7.9ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.2%増の78億3500万円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比27.8％増の5億6100万円を計画。経常利益は同25.3％増の5億500万円、純利益は同21.5％減の2億5300万円、EPSは12円34銭を見込んでいる。