伊藤園 2013年4月期 売上高9.4%増 純利益21.6%増

伊藤園（2593・東証1部）が6月3日発表した2013年4月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年4月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

伊藤園は6月3日午後3時、2013年4月期の連結決算を発表した。売上高は9.4%増の4039億円となり、前の期より346億円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.1%増の202億円だった。営業利益率は前の期より0.1ポイント低下し5.0%となった。経常利益は10.7%増の199億円、純利益は21.6%増の112億円だった。自己資本利益率（ROE）は10.3%となり、前の期の8.9%より1.4ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は88円64銭。

決算と同時に公表した2014年4月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.9%増の4400億円、営業利益は13.6%増の230億円を見込む。EPSは97円23銭を予想している。