中電工 2014年3月期予想修正 純利益28億円→54億円

中国電力系電気工事会社の中電工（1941・東証1部）が7月23日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を7億円から37億円、通期の純利益予想を28億円から54億円に増額。4月26日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

中電工は7月23日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比9.6％増の530億円から同11.6％増の540億円に10億円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は4億円から15億円、経常利益は同12.7％減の12億円から同3.7倍の51億円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の1220億円から20億円増額し、1240億円になる見通しとした。営業利益は前期比4.4％減の31億円から同29.5％増の42億円、経常利益は同21.0％減の47億円から同53.0％増の91億円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は91円91銭を見込んでいる。