エーザイ 2013年4-6月決算 売上高5.0%増 純利益20.7%減

医薬品製造のエーザイ（4523・東証1部）が8月1日発表した2013年4～6月の業績は増収減益だった。売上高は前年同期に比べ5.0%増加したが、純利益は20.7%の減益となった。

エーザイは8月1日午後1時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は5.0%増の1542億円となり、前年同期より73億3900万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は減益となり、26.1%減の141億円となった。営業利益率は前の期より3.8ポイント低下し9.2%となった。経常利益は28.3%減の128億円、純利益は20.7%減の94億800万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比0.8％増の5780億円、営業利益は同11.4％増の785億円、経常利益は同14.2％増の749億円、純利益は同10.2％増の532億円を予想している。予想1株利益は186円60銭。