TOA 2013年4-6月決算 売上高2.4%増 純利益70.2%減

音響・セキュリティ機器メーカーのTOA（6809・東証1部）が8月1日発表した2013年4～6月の業績は増収減益だった。売上高は前年同期に比べ2.4%増加したが、純利益は70.2%の減益となった。

TOAは8月1日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は2.4%増の76億4200万円となり、前年同期より1億8200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は減益となり、48.7%減の2億100万円となった。営業利益率は2.6%となり、前の期の5.3%から2.7ポイント低下した。経常利益は23.8%減の3億300万円、純利益は70.2%減の5400万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比11.3％増の412億円、営業利益は同13.2％増の41億円、経常利益は同5.1％増の41億円、純利益は同1.3％増の24億6000万円を予想している。予想1株利益は72円64銭。