エーワン精密 2013年6月期 売上高7.8%減 純利益14.2%減

コレットチャック製造・切削工具再研磨等を手がけるエーワン精密（6156・ジャスダック）の2013年6月期非連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.8%、純利益が14.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は163円03銭だった。

2014年6月期は増収増益を計画。売上高9.8%増、純利益34.2%増、1株当たり純利益（EPS）218円74銭を見込んでいる。

エーワン精密は8月9日午後3時30分、2013年6月期の非連結決算を発表した。売上高は7.8%減の17億2900万円となり、前の期より1億4600万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は22.2%減の3億7700万円。営業利益率は前の期の25.8%より4ポイント低い21.8%だった。経常利益は21.9%減の4億円、純利益は14.2%減の2億4400万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.5%と、前の期の4.2%より0.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.8%増の19億円を計画。営業利益は36.3%増の5億1400万円を予想。経常利益は33.7%増の5億3600万円、純利益は34.2%増の3億2800万円、EPSは218円74銭を見込んでいる。