レーザーテック 2013年6月期 売上高7.6%減 純利益10.5%減

半導体・液晶検査装置メーカーのレーザーテック（6920・東証1部）の2013年6月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.6%、純利益が10.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は71円43銭だった。

2014年6月期は純利益が9.9%減、1株当たり純利益（EPS）64円33銭を見込んでいる。

レーザーテックは8月12日午後3時30分、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は7.6%減の113億円となり、前の期より9億4000万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は30.4%減の21億4900万円。営業利益率は18.9%となり、前の期の25.0%から6.1ポイント低下した。経常利益は14.7%減の25億3600万円、純利益は10.5%減の16億1000万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.5%と、前の期の12.8%より2.3ポイント下落した。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が17.6%増の134億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比4.7％増の22億5000万円を計画。経常利益は同11.3％減の22億5000万円、純利益は同9.9％減の14億5000万円、EPSは64円33銭を見込んでいる。