アルバック 2013年6月期 売上高17.0%減 最終赤字38億700万円

真空装置・真空計等製造のアルバック（6728・東証1部）の2013年6月期連結決算は営業損益が黒字を回復、最終赤字が縮小した。2014年6月期は最終黒字が40億円、1株当たり純利益（EPS）70円42銭を見込んでいる。

アルバックは8月13日午後3時、2013年6月期の連結決算を発表した。本業のもうけを示す営業損益は61億1500万円の黒字となった。その前の期は63億8400万円の赤字だった。経常損益も黒字を回復し、62億6400万円の黒字となった。前の期は64億9700万円の赤字だった。最終損益は赤字が継続したが、損失幅は縮小。38億700万円の赤字となった。前の期は499億円の赤字だった。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が10.2%増の1800億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比47.2％増の90億円を計画。経常利益は同11.7％増の70億円、最終損益は40億円の黒字、EPSは70円42銭を見込んでいる。