アルチザネットワークス 2013年7月期 売上高40.8%減 最終赤字2億800万円

通信計測機開発のアルチザネットワークス（6778・マザーズ）の2013年7月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は3億2200万円、最終赤字は2億800万円だった。あわせて2014年7月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

アルチザネットワークスは9月5日午後3時、2013年7月期の連結決算を発表した。営業損益は3億2200万円の赤字（前期8800万円の黒字）、経常損益は2億600万円の赤字（同1億1900万円の黒字）、最終損益は2億800万円の赤字（同1億1400万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比40.8％減の10億6400万円だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から1億9600万円減少し、30億9200万円となった。自己資本比率は前の期より0.2ポイント上昇し、92.1%となった。

決算と同時に2014年7月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は1億300万円の黒字、経常損益は1億1100万円の黒字、最終損益は1億800万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は1342円83銭を見込んでいる。