NPC 2013年8月期 売上高52.0%減 最終赤字22億4800万円

太陽電池製造装置メーカーのエヌ・ピー・シー（6255・マザーズ）の2013年8月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は22億4800万円の赤字となり、前の期の18億600万円の赤字より損失が4億4200万円拡大した。2014年8月期は最終黒字が3800万円、1株当たり純利益（EPS）1円73銭を見込んでいる。

NPCは10月9日午後3時5分、2013年8月期の連結決算を発表した。売上高は前期比52.0％減の45億3000万円、営業損益は15億3800万円の赤字（前期9億4500万円の赤字）、経常損益は11億3400万円の赤字（同11億9400万円の赤字）だった。最終損益は22億4800万円の赤字（同18億600万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は41億8200万円となり、前の期の66億2200万円より24億4000万円減少した。

決算と同時に2014年8月期の業績予想を公表し、売上高が285.0%増の174億円となる見通しを明らかにした。営業損益は4億1900万円の黒字を計画。経常損益は2億8600万円の黒字、最終損益は3800万円の黒字、EPSは1円73銭を見込んでいる。