サカイオーベックス 2014年3月期予想修正 純利益10億円→12億8000万円

繊維メーカーのサカイオーベックス（3408・東証1部）が10月25日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を4億5000万円から7億円、通期の純利益予想を10億円から12億8000万円に増額。5月10日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

サカイオーベックスは10月25日午後3時5分、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比7.6％減の98億円から同2.3％減の103億円に5億6000万円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は同33.7％減の5億5000万円から同18.0％減の6億8000万円、経常利益は同35.0％減の6億5000万円から同5.0％減の9億5000万円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の207億円から8億円増額し、215億円になる見通しとした。営業利益は前期比9.9％減の12億円から同2.2％増の13億6000万円、経常利益は同8.6％減の15億円から同10.9％増の18億2000万円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は19円83銭を見込んでいる。