ナラサキ産業 第2四半期予想修正 純利益2億7000万円→5億円

海運・機械販売等を手がけるナラサキ産業（8085・東証2部）は10月29日、業績予想を上方修正し、2014年3月期第2四半期は増収増益となる見通しだと発表した。従来予想では減収減益予想を公表しており、一転して前年同期を上回る業績となる見込みだ。

ナラサキ産業は10月29日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）業績予想の修正を発表した。5月10日に業績予想を公表した際は、第2四半期は前年同期比で減収減益となる見通しとしていたが、一転して増収増益となるもよう。売上高予想は0.3％減の450億円から7.0％増の483億円に33億円増額。営業利益予想は19.5％減の6億円から10.1％増の8億2000万円、経常利益予想は22.4％減の5億5000万円から12.8％増の8億円に引き上げた。純利益は従来予想の2億7000万円を2億3000万円上回る5億円（25.9％増）を見込んでいる。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比2.3％増の1000億円、営業利益は同2.9％減の17億円、経常利益は同5.7％減の16億円、純利益は同15.4％増の8億円を予想している。予想1株利益は30円47銭。