クレハ 第2四半期予想修正 純利益23億円→35億円

化学メーカーのクレハ（4023・東証1部）は10月30日、2014年3月期の第2四半期業績予想を修正。利益予想を上方修正した。営業利益を従来予想から13億円増額し48億円に、純利益は12億円増額し35億円に引き上げた。売上高予想は680億円から677億円に減額した。

クレハは10月30日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）業績予想の修正を発表。本業のもうけを表す営業利益予想を前年同期比26.8％減の35億円から同0.4％増の48億円、経常利益予想は同2.3％増の38億円から同40.0％増の52億円に引き上げた。純利益予想は同3.5％増の23億円から同57.5％増の35億円に増額。一方、売上高は従来予想の680億円（同6.7％増）を3億円下回る677億円（同6.2％増）に下方修正した。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比7.2％増の1400億円、営業利益は同6.4％増の90億円、経常利益は同29.4％増の85億円、純利益は同40.1％増の45億円を予想している。予想1株利益は26円20銭。