三菱総合研究所 2013年9月期 売上高7.6%増 純利益152.9%増

シンクタンク・ITシステム開発の三菱総合研究所（3636・東証1部）が10月31日発表した2013年9月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年9月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

三菱総合研究所は10月31日午後4時、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は7.6%増の811億円となり、前の期より57億6200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は73.7%増の53億7000万円だった。営業利益率は前の期の4.1%より2.5ポイント高い6.6%だった。経常利益は70.6%増の55億6600万円、純利益は152.9%増の28億8500万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.9%と、前の期の3.7%より5.2ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は175円67銭。

決算と同時に公表した2014年9月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が7.0%増の868億円、営業利益は2.4%増の55億円を見込む。EPSは179円01銭を予想している。