王子HD 2013年4-9月決算 売上高6.3%増 純利益88.5%増

製紙大手の王子ホールディングス（3861・東証1部）が11月1日発表した2013年4～9月の業績は増収増益となった。売上高が前年同期に比べ6.3%、純利益は88.5%増加した。

王子HDは11月1日午後1時、2014年3月期第2四半期（2013年4～9月）の連結決算を発表した。売上高は6.3%増の6426億円となり、前年同期より379億円増加。本業のもうけを示す営業利益は21.1%増の265億円だった。営業利益率は前の期より0.5ポイント上昇し4.1%となった。経常利益は84.8%増の314億円、純利益は88.5%増の158億円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比7.9％増の1兆3400億円、営業利益は同20.3％増の630億円、経常利益は同6.3％増の580億円、純利益は同17.2％増の300億円を予想している。予想1株利益は30円38銭。