中央経済社 2013年9月期 売上高2.0%減 純利益100.3%増

出版社の中央経済社（9476・ジャスダック）が11月8日発表した2013年9月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.0%の減収となったが、営業利益は17.4%、純利益は100.3%増加した。1株当たり純利益（EPS）は13円76銭だった。

2014年9月期は増収増益を計画。売上高18.0%増、純利益43.1%増、1株当たり純利益（EPS）19円57銭を見込んでいる。

中央経済社は11月8日午前10時30分、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は2.0%減の27億700万円となり、前の期より5400万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.4%増の4300万円と増益を確保。営業利益率は前の期の1.4%より0.2ポイント高い1.6%だった。経常利益は14.7%増の6900万円、純利益は100.3%増の5100万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.4%と、前の期の0.7%より0.7ポイント改善した。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は18.0%増の31億9400万円を計画。営業利益は48.8%増の6400万円を予想。経常利益は58.0%増の1億900万円、純利益は43.1%増の7300万円、EPSは19円57銭を見込んでいる。