エスケーアイ 2013年9月期 売上高2.9%増 純利益78.5%増

携帯電話代理店を展開するエスケーアイ（9446・ジャスダック）が11月14日発表した2013年9月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.9%、純利益が78.5%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年9月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

エスケーアイは11月14日午後5時、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は2.9%増の172億円となり、前の期より4億8400万円増加。本業のもうけを示す営業利益は19.3%増の7億6100万円だった。営業利益率は4.4%となり、前の期の3.8%から0.6ポイント上昇した。経常利益は24.9%増の7億6900万円、純利益は78.5%増の3億5600万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.5%となり、前の期の7.9%より4.6ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は32円80銭。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は1.2%減の170億円と、2億円の減収を見込む。営業利益は23.6%減の5億8200万円、経常利益は24.4%減の5億8200万円を計画。EPSは21円37銭を予想している。