アヲハタ 2013年10月期 売上高3.4%減 純利益29.9%減

キユーピー系ジャムメーカーのアヲハタ（2830・東証2部）の2013年10月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より3.4%、純利益が29.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は53円02銭だった。

2014年10月期は増収減益の計画。売上高3.8%増、純利益31.5%減、1株当たり純利益（EPS）は36円30銭を計画している。

アヲハタは12月10日午後4時、2013年10月期の連結決算を発表した。売上高は3.4%減の186億円となり、前の期より6億6200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は42.5%減の5億3800万円。営業利益率は2.9%となり、前の期の4.8%から1.9ポイント低下した。経常利益は41.4%減の5億6000万円、純利益は29.9%減の3億6500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.8%となり、前の期の5.7%より1.9ポイント悪化。

決算と同時に2014年10月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.8%増の194億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は25.7%減の4億円、経常利益は26.9%減の4億1000万円、純利益は31.5%減の2億5000万円と減益を予想。EPSは36円30銭を見込んでいる。