象印マホービン 2013年11月期 売上高6.0%増 純利益60.7%減

象印マホービン（7965・東証2部）が12月25日発表した2013年11月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ6.0%増加したが、純利益は60.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は23円72銭だった。

2014年11月期は増収増益を計画。売上高5.0%増、純利益12.3%増、1株当たり純利益（EPS）26円63銭を見込んでいる。

象印マホービンは12月25日午後3時30分、2013年11月期の連結決算を発表した。売上高は6.0%増の666億円となり、前の期より37億4600万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は48.1%減の18億1600万円だった。営業利益率は前の期より2.9ポイント低下し2.7%となった。経常利益は27.9%減の24億9700万円、純利益は60.7%減の16億300万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.5%と、前の期の9.7%より6.2ポイント下落した。

決算と同時に2014年11月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.0%増の700億円を計画。営業利益は32.1%増の24億円を予想。経常利益は16.1%増の29億円、純利益は12.3%増の18億円、EPSは26円63銭を見込んでいる。