トーヨーアサノ 2013年3-11月決算 売上高3.5%減 純利益103.2%増

高強度コンクリート開発のトーヨーアサノ（5271・東証2部）が1月10日発表した2013年3～11月の業績は減収増益だった。売上高は前年同期比3.5%の減収となったが、純利益が103.2%増加した。

トーヨーアサノは1月10日午後1時、2014年2月期第3四半期（2013年3～11月）の連結決算を発表した。売上高は3.5%減の97億9000万円となり、前年同期より3億5800万円減少。一方、本業のもうけを示す営業利益は76.6%増の5億1300万円となった。営業利益率は5.2%となり、前の期の2.9%から2.3ポイント上昇した。経常利益は100.6%増の4億3700万円、純利益は103.2%増の2億3000万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比2.8％減の125億円、営業利益は同2.0倍の4億7000万円、経常利益は同2.5倍の3億4000万円、純利益は同2.6倍の1億8000万円を予想している。予想1株利益は15円01銭。