岡野バルブ 2013年11月期 売上高11.3%減 純利益4.9%減

発電用高温・高圧バルブ等を手がける岡野バルブ製造（6492・東証2部）の2013年11月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より11.3%、純利益が4.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は10円61銭だった。

2014年11月期は純利益が33.3%減、1株当たり純利益（EPS）7円07銭を見込んでいる。

岡野バルブは1月10日午後3時、2013年11月期の連結決算を発表した。売上高は11.3%減の74億400万円となり、前の期より9億4300万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は60.4%減の1億3400万円。営業利益率は前の期より2.3ポイント低下し1.8%となった。経常利益は33.7%減の3億400万円、純利益は4.9%減の1億8700万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.1%と、前の期の2.3%より0.2ポイント悪化した。

決算と同時に2014年11月期の業績予想を公表し、売上高が14.8%増の85億200万円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比11.9％増の1億5000万円を計画。経常利益は同27.6％減の2億2000万円、純利益は同33.3％減の1億2500万円、EPSは7円07銭を見込んでいる。