アルテック 2013年11月期 売上高3.7%減 純利益185.9%増

産業機械商社のアルテック（9972・東証1部）が1月10日発表した2013年11月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.7%の減収となったが、営業利益は51.5%、純利益は185.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は4円11銭だった。

2014年11月期は純利益が32.4%増、1株当たり純利益（EPS）5円83銭を見込んでいる。

アルテックは1月10日午後3時30分、2013年11月期の連結決算を発表した。売上高は3.7%減の165億円となり、前の期より6億4200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は51.5%増の3億900万円と増益を確保。営業利益率は1.9%となり、前の期の1.2%から0.7ポイント上昇した。経常利益は170.3%増の5億4700万円、純利益は185.9%増の7500万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.8%と、前の期の0.3%より0.5ポイント上昇した。

決算と同時に2014年11月期の業績予想を公表し、売上高が2.5%増の170億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比19.3％減の2億5000万円を計画。経常利益は同63.5％減の2億円、純利益は同32.4％増の1億円、EPSは5円83銭を見込んでいる。