TSIホールディングス 2014年2月期予想修正 最終損益15億円の赤字→5億円の黒字

アパレル大手のTSIホールディングス（3608・東証1部）は1月14日、2014年2月期の業績予想を上方修正し、最終損益が5億円の黒字になる見込みだと発表した。従来予想では15億円の赤字を見込んでおり、一転して黒字を確保する見通しとなった。あわせて発表した2013年3～11月の業績は純利益が340.6%増だった。

TSIホールディングスは1月14日午後3時、2014年2月期第3四半期（2013年3～11月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。

通期予想は5億の赤字を見込んでいた最終損益見通しを黒字に修正した。修正後の1株当たり純利益（EPS）は4円64銭となる。営業損益は12億円の黒字から18億円の赤字に減額、経常利益は30億円から前期比79.8％減の2億円に引き下げた。売上高は同3.0％減の1800億円から同3.5％減の1790億円に修正した。

第3四半期の決算は売上高が2.4%減の1339億円、営業損益が7900万円の赤字（前年同期2000万円の赤字）だった。