津田駒工業 2013年11月期 売上高28.0%増 最終赤字6億9800万円

繊維機械メーカーの津田駒工業（6217・東証1部）の2013年11月期連結決算は2012年11月期に続いて最終赤字となった。赤字額は6億9800万円となり、前の期の17億5200万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年11月期は最終黒字が8億円、1株当たり純利益（EPS）12円52銭を見込んでいる。

津田駒工業は1月20日午後3時、2013年11月期の連結決算を発表した。最終損益は6億9800万円の赤字だった。前の期の17億5200万の赤字からは損失幅が10億5400万円縮小した。売上高は前期比28.0％増の411億円、営業損益は5億1200万円の赤字（前期17億1900万円の赤字）、経常損益は6億600万円の赤字（同17億7400万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期より800万円減少、160億円となった。

決算と同時に2014年11月期の業績予想を公表し、売上高が10.7%増の456億円となる見通しを明らかにした。営業損益は9億円の黒字を計画。経常損益は8億円の黒字、最終損益は8億円の黒字、EPSは12円52銭を見込んでいる。