東北特殊鋼 2013年4-12月決算 売上高1.2%減 純利益11.7%増

東北特殊鋼（5484・ジャスダック）が1月29日発表した2013年4～12月の業績は減収増益だった。売上高は前年同期比1.2%の減収となったが、純利益が11.7%増加した。

東北特殊鋼は1月29日午後2時30分、2014年3月期第3四半期（2013年4～12月）の連結決算を発表した。売上高は1.2%減の125億円となり、前年同期より1億5200万円減少。一方、本業のもうけを示す営業利益は15.9%増の10億1200万円となった。営業利益率は8.0%となり、前の期の6.9%から1.1ポイント上昇した。経常利益は13.4%増の11億1800万円、純利益は11.7%増の6億8200万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比6.2％減の157億円、営業利益は同54.4％増の15億3000万円、経常利益は同28.7％増の15億5000万円、純利益は同43.6％増の10億円を予想している。予想1株利益は132円82銭。