インテリジェントウェイブ 第2四半期予想修正 最終損益1200万円の黒字→7200万円の赤字

カードシステム開発のインテリジェント ウェイブ（4847・ジャスダック）は1月29日、2014年6月期の第2四半期は営業損益段階からの赤字となりそうだと発表した。従来は黒字を予想していた。通期の業績予想は修正せず、黒字予想を据え置いた。

インテリジェントウェイブは1月29日午後3時30分、2014年6月期の第2四半期（2013年7～12月）業績予想の修正を発表。営業・経常・最終損益予想を赤字に修正した。本業のもうけを表す営業損益は1億300万円の赤字となるもよう。従来は2000万円の黒字を見込んでいた。経常損益予想は2000万円の黒字から8800万円の赤字に引き下げ。最終損益は7200万円の赤字（従来予想1200万円の黒字）となる見通し。

第2四半期予想を赤字に修正した一方、通期の業績予想は2013年8月7日に発表した黒字予想を据え置いた。営業損益は4億円の黒字、経常損益は4億円の黒字、最終損益は2億5000万円の黒字を見込んでいる。

ただ、前期は第2四半期に営業赤字8億3400万円、最終赤字8億3400万円を計上し、通期でも営業赤字6億7700万円、最終赤字3億4900万円となった。今期も第2四半期予想を営業赤字見通しに修正したことで、通期業績の黒字回復見通しは不透明な状況だ。