サイオステクノロジー 2013年12月期 売上高9.9%増 純利益221.1%増

オープンソースソフトウェア軸の情報システム開発を手がけるサイオステクノロジー（3744・マザーズ）が1月31日発表した2013年12月期の連結決算は増収増益だった。売上高が9.9%、純利益が221.1%前の期より増加した。同時に発表した2014年12月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が8.7%増となる一方、純利益は72.9%減を予想している。

サイオステクノロジーは1月31日午後4時15分、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は9.9%増の66億2400万円となり、前の期より5億9400万円増加。本業のもうけを示す営業利益は121.3%増の2億4600万円だった。営業利益率は3.7%となり、前の期の1.8%から1.9ポイント上昇した。経常利益は149.6%増の2億6500万円、純利益は221.1%増の1億1000万円だった。 1株当たり純利益（EPS）は12円71銭。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は8.7%増の72億円と、5億7600万円の増収を見込む一方、営業利益は59.4%減の1億円、経常利益は62.3%減の1億円の減益となる見通し。EPSは3円41銭を予想している。